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健康&快適に過ごせる機能性建材を使ったリフォームアイデア

健康&快適に過ごせる機能性建材を使ったリフォームアイデア

乾燥や菌、ウイルスが気になる季節。家の中で健康的かつ快適に過ごせる空間づくりがますます重要です。そこで注目したいのが、機能性建材を取り入れたリフォームです。
近年では、室内環境を改善するための多機能な建材が数多く登場しており、リフォームの選択肢が広がっています。

消臭壁紙で快適な空間を

リビングやトイレ、玄関など、においが気になりやすい場所には「消臭壁紙」がおすすめです。消臭壁紙は、壁紙自体がにおいの元となる成分を吸着・分解する機能を持ち、空間を常に清潔で快適な状態に保ちます。たとえば、ペットを飼っているご家庭や、調理のにおいがこもりがちなキッチンに使用することで、においの悩みを解消できるでしょう。従来の壁紙と同じ感覚で施工できるため、気軽に取り入れることができます。

漆喰壁紙で健康的な室内環境を

漆喰壁紙」は、漆喰の持つ天然の抗菌作用や消臭効果を備えた壁紙です。
漆喰は日本で古くから使われている建材で、カビや菌の繁殖を抑える働きがあり、調湿性にも優れています。特に寝室や子ども部屋など、家族が長時間過ごす場所に最適です。また、漆喰独特の柔らかな風合いが空間にナチュラルな雰囲気を与え、デザイン性にも優れています。

調湿建材で一年中快適な室内を

室内の湿度をコントロールする「調湿建材」も、快適な暮らしを実現するための重要なアイテム。たとえば、LIXILの「エコカラット」DAIKENの「さらりあ〜と」は、余分な湿気を吸収し、乾燥時には湿気を放出する調湿機能を持っています。
これにより、冬場の乾燥や夏場の湿気対策ができるだけでなく、結露やカビの発生を防ぐ効果も期待できます。リビングの一面や玄関の壁など、部分的に取り入れるだけでも大きな効果を実感できるはずです。デザイン性にも優れており、空間のアクセントとしても役立ちます。

機能性建材を活用したリフォームは、単に見た目を美しくするだけでなく、家族が安心して暮らせる健康的な室内環境をつくり出します。施工範囲を広げなくても、一部の壁をこれらの建材に変えるだけで空間の快適さがぐっと向上します。これからリフォームをお考えの方は、ぜひ取り入れてみてください!