COLUMN
暮らし快適コラム
こんにちは。住まいのコンシェルジュ、ツボイです。
先月に引き続き今月も、ツボイのある街・京田辺市の名産のひとつ、
玉露についてお話させてください。
玉露の三大産地として知られる宇治市と、京田辺市とは距離が近いので、
京田辺の茶園のなかには宇治茶を名乗ることも珍しくありません。
ただ近年は京田辺のPRもかねて、市を挙げて「京田辺玉露」として
販売していこうという流れが芽生えています。
ただ宇治市の近くで作られているだけでなく、
「京田辺玉露」はこれまでに農林水産大臣賞を15回、
産地賞も11回受賞している名実ともに兼ね備えたお茶なのです。
産地規模としては宇治市にかないませんが、
小規模だからこそこだわりの強いお茶だとも言えるでしょう。
製茶工場の規模も小さいことが多いので、細部にまで人の目が行き届きますし、
茶葉を摘む手法も独特です。
私たちも聞きかじりではありますが、「しごき摘み」といって
茎を残して葉を一枚ずつ手摘みする手法が採用されているそうです。
想像しただけでも手間ひまがかかっていることが分かります。
そんな京田辺玉露を、私たちは大切なお客様へのおもてなし茶に選びました。
お客様はどなたも「おいしい」と言ってくださる、地元の銘茶です。
駅前には直営店もありますので、京田辺にお越しの際にはお立ち寄りくださいね。