COLUMN
暮らし快適コラム
こんにちは。住まいのコンシェルジュ、ツボイです。
目立った瑕疵もなく、災害に見舞われることもなく、長年お住いのお家。
何も問題がないからと、建てた当初に加入した火災保険をただただ更新されている方が多いのではないでしょうか。
「不満がないので現状まま」という考えも結構ですが、中には気づいていないこと、知らなかったことがあるかもしれません。
保険内容について定期的に見直していただくきっかけになることを願って
今回は、火災保険に関する基本的なお話をしたいと思います。
□火災保険が必要な理由
住宅購入と同時に加入する火災保険。
「万が一の備え」であることは重々承知しているものの、本当に必要なのかな、今すぐ加入すべきなのかなと疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
「火災保険はとにかく必要」だということで補償内容などもよく分からないままに契約している方も多いのではないでしょうか。
実際には住まいが抱える災害リスクは住所地や建物構造によって異なりますし、補償の範囲や期間によって負担する保険料も変わるので、慎重に検討を重ねたいところ。
火災保険に加入する必要性については「延焼被害であっても火元に賠償請求できない」点が大きいと考えます。自分さえ気を付けていれば大丈夫、自分に落ち度がないから大丈夫だと思われがち。それと同様に「自然災害を受けても公的援助は十分ではない」点も挙げられます。自分で補填するしかないため保険が必要になるわけです。
台風によって発生した火災被害でも保険が適用されることや、地震によって発生した保険は火災保険の適応外であることを知らない方も多いので、ご注意ください。