COLUMN
暮らし快適コラム
こんにちは。住まいのコンシェルジュ、ツボイです。
長く暮らすとお家が傷んでくるのは避けられないこと。
お家が傷むとメンテナンスが必要になるので
経済的にも気持ちの上でも負担が生じます。
そこで私たち、住まいのコンシェルジュ ツボイでは
丁寧な暮らしとこまめなお掃除、
定期的なセルフチェックを推奨することで
住まいの不具合や劣化が起こるスピードを遅らせるコツをご紹介しています。
今回は、お家を傷める最大の敵「湿気」について考えたいと思います。
湿気が多いと、ジメジメして不快なのは人間も住まいも同じです。
私たちは湿気が高くて汗をかいたらタオルで拭いたり
涼しい服に着替えたりして対処はできますが、
住まいは湿気を溜め込んだまま不快な状況が続くことになります。
お家に湿気がたまるとどうなるか。
見た目に現れる症状としては、カビが生えたり、クロスがめくれたり、汚れやシミが浮かび上がってきたり。症状が出る頃には住まいの湿度は飽和状態だと言えるかもしれません。
みなさんのお家に上記のような症状が現れていたら、まずは湿気の原因を探ってみてください。
「日当たりの悪い北側のお部屋にカビが多いのは換気が悪い」「漏水して水が溜まっている」など、さまざまな原因が考えられます。
症状が出たまま放置していると、シロアリの発生や腐りに発展しやすいのでご注意ください。ここまで悪化すると、リフォームに頼らざるを得なくなります。
リフォームを検討される前にご自身でできる対処法としては「換気」です。
湿気が多いと考えられるお部屋をとことん換気して、これ以上、住まいに水分をため込まないようにしましょう。手間はかかりますが、結露など、建具などについた水滴はこまめに拭くこと。こまめなお手入れがお家を長持ちさせるコツですので。
ある程度、カビやめくれ、汚れなどが進行してしまった場合、リフォーム業者にできることといえば換気扇を付けて吸気・換気の改善や、汚れやシミの浮き上がったクロスを張り替えるといったご提案になります。
長年お住まいのお家に関するお悩みは、日頃からお付き合いのあるリフォーム業者さんにご相談くださいね。