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屋内でも油断大敵! 熱中症予防を心掛けましょう

屋内でも油断大敵! 熱中症予防を心掛けましょう

今年は短かった梅雨が明けてから、猛暑日が長く続いています。

熱中症警戒アラートが出される日も多く、日中はあまり外出をしないようにしているという方も多かったのではないでしょうか?

そこで、お家にいても油断できない「熱中症」や、温度差による不調を防ぐために、できること・気をつけたいことについていくつかご紹介します。

屋内で熱中症になる原因と対策

猛暑が続く近年は、年間4万人以上が熱中症で救急搬送されていますが、その4割が室内で引き起こされたもの。屋内だからといって、決して安心はできません。

熱中症の初期症状としては、めまい・立ちくらみ・こむら返り・大量の汗などがあり、症状が進むにつれて、頭痛・吐き気・倦怠感・虚脱感・集中力や判断力の低下などがみられます。

室温が28度以上になると熱中症に対する危険性が高まります。

エアコンを使い室温28度以下をキープすることが大切ですが、湿度が高いと気温が28度以下でも暑く感じる場合があります。室内湿度が70%で熱中症警戒レベル、71%以上だと厳重警戒レベルとされているので、温度と一緒に湿度も確認する習慣をつけましょう。

光熱費が高騰しているため、少しでも電気代を節約したいと考えられる方も多いと思いますが、体調を崩してしまうと光熱費以上の出費となってしまいます。

暑い日は「健康第一」の意識で過ごしてください。

外気、廊下などとの温度差による不調

人間の体には熱に弱い脳や体を守り、深部体温を適温(約37度)に保つ、体温調節システムが備わっています。

しかし、季節の変わり目や冷房などの影響により適応力を超えた寒暖差が生じたり、猛暑が続くと、体のバランスを整える自律神経が乱れたりします。

すると、体温調節システムが乱れ、胃もたれや食欲不振、だるさなど様々な不調を引き起こします。いわゆる「夏バテ」と呼ばれるものです。

リビングなどメインで過ごす部屋は快適な状態に整えられていることが多いですが、廊下やキッチン、トイレ、洗面脱衣所などは熱気が停滞しているため、快適な部屋との温度差によって自律神経が乱れる場合があります。

室内外の温度差が 5度以上になるとこの現象が起こりやすいとされていますので、快適な部屋では1枚多く羽織り、室外に出る際には脱ぐなど、服装やブランケットなどで調整すると良いでしょう。

また、暑いからといってシャワーだけで済ますのではなく、ぬるめのお湯を張った湯船にゆっくり浸かって筋肉をほぐし、副交感神経を高めることも効果的です。

光熱費対策としては遮光グッズがおすすめ

窓周辺にシェードやブラインドといったものを設置することで、見栄えもよく効率的に日除けができるのでおすすめです。

ただし、選ぶ製品の価格や設置工事費が必要になってきますので、費用を抑えたい場合は、ホームセンターなどで簾(すだれ)や葦簀(よしず)などを購入して取り付けるだけでもある程度の効果は得られます。

来年に向けて、グリーンカーテンなどを育ててみるのも楽しいですよ。

省エネリフォームについても、住まいるコンシェルジュ ツボイにお気軽にご相談ください!