COLUMN

春よりも要注意? 「秋花粉」を防ぎましょう

春よりも要注意? 「秋花粉」を防ぎましょう

記録的な猛暑がやや落ち着き、過ごしやすい季節に向かい始めました。
これからはエアコンを切って窓を開けたり、ちょっと散歩をしてみたり
爽やかな外の空気が楽しめるようになりそうですが…

もしかして、そのくしゃみ「秋花粉」が原因かも

実は夏から秋にかけて花粉の飛散シーズンを迎える植物が多くあります。
そのなかでも私たちの生活に身近なのが、キク科のブタクサやヨモギなど。
川原や公園、空き地など、市街地でもよく見かけます。

特にブタクサ花粉は、スギ花粉に比べると約半分の大きさです。
そのため、体の奥深くまで入り込んでしまうことがあり、気管支に入ると粘膜を刺激し、咳などの症状を引き起こします。
春の花粉症対策同様、マスクや花粉症メガネなどでのガードが必須ですし 気管支喘息などの持病がある方はさらに注意が必要です。

秋も春も花粉に負けないお家にするには

とにかく、屋内に花粉を入れないことが大切です。

外出後、できるだけ屋内に花粉を入れないためにできること。
・玄関に入る前に手で服の表面についた花粉を払う。
・玄関には衣類用ブラシや掃除用の粘着ロールを置いておく。
・間取りを考える時は、コート類も置けるシューズクロークを一考する。
・帰宅後はまず手洗い、うがい、シャワーで、すぐリビング等に入らない。

洗濯物を干すタイミングや場所にも配慮が必要です。
・可能な限り屋外に干さない。
・外干しの場合は飛散量の少ない気温が下がった夜から朝にかけて干す。
・外干しをした場合はしっかり衣服に付いた花粉を払ってから取り込む。

最近では、外干しをしないようランドリールームをつくるお家が増えていたり、室内干し用のグッズや壁・天井などに設置する用品が多く活用されたりするようになりました。

今のお家で外干しをしないようにするためにできること。
・サンルーフを設置し、陽当りを確保しつつ屋内干しをする。
・天井や壁に設置する部屋干し用の道具を設置する。
 【例】竿用の室内物干し用吊り下げタイプのホール
壁から伸ばす室内物干しワイヤー など
・洗濯乾燥機(乾燥機付洗濯機やガス衣類乾燥機)を導入。

天井や壁に直接取り付けるタイプは、強度や安全性の面から専門の会社に依頼するのがベストです。見た目もスッキリした仕上がりを提案してもらえますよ。
もちろん、住まいるコンシェルジュ ツボイでもご相談を賜っておりますので、お気軽にお声掛けください。