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家事をシェアする時代へ!男性が使いやすいキッチンにするポイント

家事をシェアする時代へ!男性が使いやすいキッチンにするポイント

近年、共働き世帯の増加に伴い、男性がキッチンに立つ機会が増え、夫婦で一緒に料理をするシーンも珍しくなくなりました。しかし、従来のキッチンは女性の使いやすさを基準に設計されていることが多く、男性にとっては「高さが合わない」「作業スペースが狭い」などの使いづらさを感じるケースもあります。そこで、家事をシェアしやすいキッチンにするためのポイントを紹介します。

1. 作業スペースの広さを確保
男性がキッチンに立つ場合、調理スペースの広さは重要なポイントです。夫婦で料理をする機会が増えると、作業スペースが狭いと動きにくくなりがち。キッチンのレイアウトを見直し、作業しやすいスペースを確保することで、よりスムーズに調理できます。特にアイランドキッチンやペニンシュラキッチンは、複数人で料理をするのに適したデザインです。

2. キッチンの高さを身長に合わせる
キッチンの高さは「身長÷2+5cm」が使いやすいとされています。しかし、夫婦で大きな身長差がある場合、どちらかに合わせるのが難しくなるため、ショールームで実際に体験しながら決めるのがおすすめ。
一般的に、各メーカーのシステムキッチンは80〜95cmの範囲で5cm刻みで高さが選べることが多く、夫婦それぞれの使いやすさを考慮して最適な高さを選ぶことができます。

3. 収納を工夫して、誰でも使いやすく
キッチンを夫婦で共有するなら、収納の配置が一目で分かる工夫が必要です。
・引き出し式の収納を採用し、どこに何があるか見えやすくする
・使用頻度の高い調理器具は、取り出しやすい場所に配置
・ラベリングして、片付ける場所を明確にする

こうした収納の工夫によって、誰が使っても迷わずに片付けができるキッチンになります。

4. 食洗機を導入して家事の負担を軽減
家事を分担するうえで、手間を省ける設備を導入するのも大切なポイント。中でも食洗機は、片付けの負担を大幅に軽減してくれます。
食洗機はキッチンリフォーム時にオプションとして導入できるほか、後付けも可能です。リフォーム会社に相談すれば、既存のキッチンにも対応したプランを提案してもらえます。

家事をシェアする時代だからこそ、男性も使いやすいキッチンを意識することが重要。「家事の負担を軽減したい」「夫婦で一緒に料理を楽しみたい」とお考えの方は、ぜひ住まいるコンシェルジュ ツボイにご相談ください!