COLUMN
暮らし快適コラム
こんにちは。住まいのコンシェルジュ、ツボイです。
これからリフォームをご検討中の方にとって役立つ情報や豆知識、
知っているようで知らない住宅用語などをご紹介していきます。
今回は、キッチンのレイアウトで悩みがちな「冷蔵庫の配置」についてです。
冷蔵庫を新調したのはいいけれど、置いてみたら「キッチンが狭くなった」「扉の開閉がスムーズにいかない」なんて残念ですよね。そんな失敗を防ぐためにも、
購入前にしっかりと冷蔵庫の配置について考えておきましょう。
キッチンを置く位置としてベストなのは「出入口付近」。キッチンの奥まったところに冷蔵庫を置いてしまうと、調理している人は良いとして、リビングにいる家族が飲み物を取り出すときに不便です。
忘れてはいけないのが「動線」です。これは冷蔵庫だけではなく食器棚を置く際にも言えるのですが、調理する人の動きを考えてもっとも便利な場所に置くのがベスト。作業台と冷蔵庫を行き来する距離が少ないほど効率よく調理できてスムーズです。
あとは、冷蔵庫の扉の向きを考えることもお忘れなく。
右開きの扉だったら左に壁がくるように、左開きの扉だったらその逆です。観音開き(フレンチドア)なら左右どちらに壁が来ても大丈夫ですが、両側に壁や食器棚がくる場合には扉の出幅は確認しておくと安心ですよ。