COLUMN
暮らし快適コラム
この季節、まだまだ花粉症に悩まされている方は多いのではないでしょうか?
「できるだけ家から出ないようにしている」なんて声も聞こえてきそうですが、屋内だからといって油断はできません。
リフォームなどで対策をしっかりして、過ごしやすい住環境を整えましょう。
◆乾燥を防ぎ、調湿をするリフォーム
花粉は空気が乾燥していると飛散しやすくなります。
外出したご家族やご自身の毛髪や衣類に付いていて床に落ちた花粉も同様で、お部屋の中の湿度が低いと、ちょっとした動作で舞い上がってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、室内の湿度を程よく保ってくれる壁材です。
こちらは花粉の時期だけではなく、梅雨のジメジメした空気も緩和してくれるので、一年を通じて活躍してくれます。
◆洗濯物を室内干しにする
花粉や黄砂が多い時期は洗濯物を室内干しにしたいところですが、置き型の物干し台は居住空間を圧迫し、使わない時も場所を取ってしまいます。
そんなわずらわしさから開放されるのは、天井につける物干し竿を固定する器具や、壁面・天井に収納できる物干しです。
換気と採光を考慮した場所に設置すれば、雨の日にも重宝しますよ。
◆換気力と機密性が高い浴室乾燥機
お家を建てる方たちが採用されることの多い「浴室乾燥機」は、短時間でしっかり洗濯物を乾かしてくれる優等生。冬は浴室暖房としても利用できるので、ヒートショックの予防にもなります。
花粉のためだけに設置するのは費用が高すぎるかもしれませんが、浴室をリフォームするタイミングに導入を検討してみてはいかがでしょうか。
◆サンルームを増設する
現状のお家ではどうしても室内干し用のスペースを捻出できないという場合は、サンルームをつくるのもオススメ。サンルームはリビングなどの掃き出し窓につなげて配置する、採光や通気性を考えてつくられた物干し用のスペースです。
比較的簡単に取り入れられる方法から、しっかり計画を立てて導入を考える設備まで幅広い内容のご紹介でしたが、毎年花粉でつらい思いをされている方は、今後のためにもぜひリフォームを検討してみてください。