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【叱る】と【怒る】の違いを知ろう!感情と理性の対決

【叱る】と【怒る】の違いを知ろう!感情と理性の対決

皆様、こんにちは。株式会社ツボイの坪井です。
如何お過ごしでしょうか。梅雨ということもあり、毎日天候が落ち着かないですよね。
湿気も多くジメジメしてなんか不快ですよね。
でも、雨が降らないと水不足に陥り深刻な水不足なっても困りますし、逆に降りすぎると洪水や土砂崩れなど被害が拡大するので、適度な降雨量で梅雨が明けることを願う今日この頃です。

それでは、本日のブログを書きたいと思います。今日書く内容は先日、ひとりの社員が先輩社員について
悩んでいたことについて書きたい思います。
内容から言うと、自分にだけ、先輩スタッフが言葉遣いや態度も違うと・・・
もちろん双方の話を聴かないと真相は分かりかねますが、相手がそのように感じているということは事実となります。

私も含め、管理職やリーダーは、部下や後輩から、言葉ひとつから見られているという自覚が必要となります。
上司が一番やってはいけないのが、自分の感情で部下や後輩を振り回すことだと思います。
これやると、相手は一気に冷めます!コツコツ貯めた信用も、失う時は一瞬です。
一度失った信用を取り戻すのには相当な労力が必要となります。
ひとつ補足させていただくと、決して感情が悪いと言っている訳ではありません。
感情の仕組みさえ知ってれば何の問題も無いと思います。
というのも、私が感情的な人間だからです(笑)

以前このような質問を受けたことがあります。
「相手に対して指摘をしたのですが、全然響いた感じがしなくて」「相手が全然聴く気が無いように感じて」
私が伝えたのは、怒って言ってない?きちんと叱った?と。それに対してキョトンとしていました。
【怒る】と【叱る】は似て非なる言葉であり、その違いを理解することが重要です。
少し違いについて解説すると、そもそも目的からして違います。
【怒る】は、自分の感情を発散させるために行います。怒りの感情を解消することが目的です。
【叱る】は相手のために行います。失敗や過ちを改善し、未来に向けて指導することが目的です。

あと、脳の使い方にも違いがあります。
【怒る】は感情が全面に出ます。
右脳を使っているため、感情優位な人は怒りが先に出てしまうことがあります。
【叱る】は左脳を使って理性的に行います。冷静に相手に伝えることが求められます

また、時間の視点にも違いがあります。
【怒る】は過去の出来事に対して文句を言います。
【叱る】は未来のためにどうすべきかを考えます。

それと、伝え方の違いも違います。
【怒る】は感情に任せて言葉を放ちます。相手に対して批判的になることがあります。
【叱る】は冷静に相手に伝わるように言葉を選びます。相手を認めながら話します。

最後に大切にしていることも違います。
【怒る】は自分の感情を大切にしていることを示します。
【叱る】は相手を認めながら、客観的に対処することを重視します。


つまり・・・【怒る】は、感情的に自分のイライラや怒りをぶつけるもの。
【叱る】は、相手のためを思いアドバイスをしたり注意したりするもの。
怒るは、自分のために! 叱るは、相手のためにするものなんですね。
上を目指す立場の方なら、この違いは理解しておかないと、人の上には立てないと思います。

本日のテーマ、【怒る】と【叱る】について書かせていただきました。いかがでしたでしょか。感情だけで議論すると、冷静にものごとを捉えれなくなり、私自身、間違った判断を下した過去がたくさんあります。

今回の件も、過去に私も同じようなケースはあり、私も悩みまくった時期がありました。
その際には、自分と心底向き合ったことを思い出します。大事なことは相手の意見に対して、真っ向から否定するのではなく、きちんと時間を確保して相手の言葉一つひとつに耳を傾ける大切さを学びました。単に聴けと言っている訳では有りません。相手が何を思い、何を伝えたかったのかを理解したうえで自身の想いや言葉を発っすることで建設的な話し合いが出来、互いの信頼関係が構築されると思うので、意識してもらえたらと思いました。

本日も最後までお読みいただきありがとうございまいた。皆様とは次週ブログでお逢いしましょう!